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音楽広場

第3回

4月の音楽広場


 3月は参加者おふたりと会員の総勢5人で、コーラスサークルのように?ハーモニーを奏でましたが、4月は参加者、会員一人ずつの少しさびしい音楽広場でした。見学したいとお申し出のあった地域包括の職員の方は、やはり急な訪問があって無理なようでした。新年度はそれぞれに忙しい時期ですね。 しかし、前中講師からマンツーマンに近い教えを受けて、「春の小川」「朧月夜」などを歌います。「夕焼け小焼け」の手話ソングの後は、滝廉太郎の「花」を、これぞまさしくカラオケで、録音されたオーケストラの演奏に合わせ、二部に分かれて大合唱。ちょっとした達成感です! その後は、ここ数回、皆勤のAさんが、桜の葉入りのクッキーを差し入れてくださって、お茶を飲みながらしばしのお話しタイムです。Aさんは、「ここでは家族にもしないような昔話をつい話してしまいます」「手芸などの趣味にいそしみ、家から出ないことが多かったのですが、音楽広場に出るようになって活動的になりました」とおっしゃいます。


高齢化とひとり暮らしが進む青葉台1丁目


   担当している授業では地域について話すとき、イメージしやすいように、わが青葉区の地域特性を例に挙げて説明します。その青葉区は人口30万人の大都市ですが、個々の地域、たとえば音楽広場への参加を呼び掛けている青葉台1丁目はどのような状況なのだろうとかねてから気になっていました。青葉台1丁目の人口は4,276人ですが、そのうち65歳以上の高齢者は1,135人、高齢化率は27%に近く、全国平均より高くなっています。したがって平均年齢も47.4歳と(青葉区平均41.5歳で若いところは37,8歳のところもあります)、他の町内より突出して高くなっています。また、1世帯あたりの人数も1.97と、他の町内が2人をキープしているのと比較するとひとり暮らしが少なくないことをうかがわせます。さらに特徴的なのは後期高齢者の多さです。自治会では喜寿、米寿、それ以上の方に敬老のお祝い渡していますが、昨年の敬老の日は98人おられたとのことです。平成22年の国勢調査では、一位の座を明け渡しましたが、ここ5年は男性高齢者の平均寿命は青葉区が全国一でしたから、これは当然かもしれません。


音楽広場の意図


 音楽広場は、発声や呼吸を通しての身体的な訓練、指を動かすことによる脳の活性化等、参加される個々人に対する効果もたくさんあります。けれどもうひとつの役割は、月に一回顔を合わせ、雑談の中からその方の状況を知り、さりげないサポートができる関係を作っていくことです。地域で高齢者が孤立してしまうのは、近隣関係が疎遠になり、無関心となって手が差し伸べられないことが大きな要因となっています。ある程度の関心やわずらわしくない程度の関係は、いざというとき、力を発揮します。 また、Aさんの戦後間もないころの暮らしぶりや子育て孫育てのお話しは、個別性が高いとはいえ、高齢者のかつての生活を知る手がかりなります。多世代交流の利点はこのようなところにあると言えます。この特典を会員だけのものにしないためにも、もう少し参加者が増えるよう努力する必要を感じました。 (小畑)


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